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ぶう工房

主に電動糸鋸を使った趣味のブログ、その他何でも自作にこだわっています。

手道具(鉋)の調整 初挑戦!2

このところ暑くて木工をする気力がありません。
屋根裏の工房ですので昼間は40度近くになっています。

ほんの少しですが鉋の調整をしたのでUpします。
今回、画像は全て携帯で撮影していますので汚いです。

前回鉋台の調整を行ったので今度は刃のほうを行います。
ピカール
まずはサビや汚れをこの「ピカール」で磨いてきれいにしました。
いつものことですがこの独特のにおい・・・。オエッ。でもちょっと癖に・・・。アホか。
裏だし
次に裏押しです。ホントは「金盤」といわれる鉄の板と研磨剤を使用するようですが、
持っていませんし買う気もないので強引にダイヤモンド砥石でやります。
普通の砥石よりは平面も出ているのでマシかと思って・・・。

砥石
次に砥ぎに入りますがこれも家にあった包丁用の砥石(左側)。
400番と1000番が貼り合わさっています。
右側は今回、唯一購入した仕上げ用の砥石です。
練習と切れ味の違いを見るために包丁を研ぎましたので文字が消えています。

仕上げ砥石
これが外箱。「キングの6000番」です。
ホントは8000番ぐらいが良いらしいのですが値段が倍以上になりますのでこれで妥協しました。

砥ぎジグ

まずは安物の砥石で400番→1000番と研ぎます。使用しているジグは「ホーニングガイド」、
昔にホームセンターで入手して今回まで陽の目を見ずに眠っていました。
以外にも使いやすいです。

研ぎあがり1
写りが悪いですが1000番を終えて一応刃が出て綺麗にはなったなというレベル。
研ぎあがり2
刃表もこんな感じ。とりあえず刃こぼれが修正できて刃らしくなりました。
研ぎあがり3
この後、裏金も砥いで、仕上げまでやってこんな感じ・・・。
砥ぎも写真も腕が悪くてよく分かりません。

あわせ
次に鉋身と裏金の裏が合っているか(要するにセットした状態でガタがないか)確認。

あわせ2
ガタがありましたので、裏金の耳をたたいて調整しました。


この後、いよいよ台に刃をセットして試し削りですが・・・・・・・・・・・。

なんでじゃ~っ!!

というか当たり前というか。

(ここから音声のみ)

  *  ぐぐっ、ガリガリ、ガシッ!
     「くそー刃出しすぎた。」 コンコンッ。
     ぐぐっ、スカーっ。
     「あれ、刃入れすぎた。」 コンコンっ。
  (*:くり返し)

う~ん

気持ちよく削ることは出来ず・・・・・。  画像も出す気になりません。

やはりいい加減な調整では大工さんのような鉋使いは出来ないんだなーと実感。

素人では無理なのか・・・。もう少し勉強してみます。(ガッカリ。)



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手道具(鉋)の調整 初挑戦!

糸鋸の調整も一段落したので、以前からやろうと思っていた鉋の調整をします。

カンナ1

実家の倉庫に眠っていたカンナたちを連れて帰ってきました。

右が私の中学校時代の技術課程のときに買わされた「萬太郎」と名が入ったもの。

左は祖父が購入していたらしい「秀春」と名が入ったもの。

父も祖父も木工をするわけではなく、道具の扱いも知らず、

何のメンテもされないまま20年以上放置されていました。

カンナ2隙間

当然のことながら台は反ってこんな感じ。

カンナ3サビ

刃もさびてボロボロ。「捨てたろかとおもっとった」と父。

再生を試みます。図書館で本を借りて少し勉強しました。
鉋の調整は初めてですが、失敗してもこのカンナ達なら後悔ありません。

どちらのカンナも台にひび割れが有りました。このまま使い続けるのも
不安を感じたので、油台にします。

カンナ4萬太郎油台

刃口にマスキングテープを貼り「荏油」を注ぎ、丸1日放置し、台頭、台尻から油を染み出させます。

カンナ5春油台

同様にこちらのカンナも荏油をしみこませます。

次に台直し。本来なら「台直しカンナ」やガラス板にサンドペーパーを貼って行うらしいですが
そんなものもっていません。

カンナ台直し
いろいろ考えた挙句、DW788のテーブルが一番平面が出ていますのでこれを利用しました。

サンドペーパーを貼って、カンナ台をこすりつけ平面を出しました。

次は刃口の調整と刃砥ぎを行います。


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