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ぶう工房

主に電動糸鋸を使った趣味のブログ、その他何でも自作にこだわっています。

工房製作その7(工房東側壁)

2012年最終日のUPとなってしまいました。実際の作業は先週です。

工房製作の続き。東側壁の施工です。

工房東側壁1

元の室内壁の状況です。薄いベニヤ板が張られています。

工房東側壁2

ここに5.5mmのラワンベニヤを張り、木枠を施工しました。

屋根の傾斜にあわせて斜めに手ノコで切るのは難しいですね。

工房東側壁断熱材

こちら側は隣家と接していますので断熱材も限界まで詰めます。

そのままでは爆発の状態ですので端材で押さえてネジ止めしています。

ここにこれまで同様に遮音シートを張りますが、断熱材が膨らんできて

抑えるのに精一杯。写真を撮る余裕なしです。

工房東側壁遮音シート

壁板と同時に一気に張り、ここで何とかパチリ!焦ってブレブレ。

工房東側壁ツッパリ棒

こんな風に反対側の壁と突っ張り棒で押さえながらでないとネジ止めできませんでした。

工房東側壁完成

何とか張り切ることが出来ました。

隙間はありますが、許容範囲で、コーキングで何とかなるレベルです。

ツッパリ棒を用意していて正解でした。

今年の工房製作はこれでおしまいです。年度内には完成させたいなあ。


訪問いただいた皆様。こんなブログにお付き合い頂いてありがとうございました。

良いお年をお迎えください。来年もよろしくお願いいたします。

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Thien Cyclone Separator 製作

先日、木屑が詰まり難儀した自作サイクロン。

下の木箱の中に掃除機を入れ、周りに雑巾やスポンジをつめて静音化しています。

自作サイクロン(旧)

サイクロンは数年前にいろんな方のHPを参考に作りました。

100mmの塩ビのパイプを使用し、コストパフォーマンスは抜群。

鉋屑などの大きなものを吸わなければ詰まることも無く、

これまで大活躍してくれていましたが、先日木屑が詰まるトラブル。

ブログにUPしたところ、カナダのバンクーバーにお住まいのしきょうさん
                        → 「しきょうさんのブログ:風の音; SOUND OF WIND」

より「Thien Cyclone Separator」 というものを詳細に教えていただきました。

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以下しきょうさんから当ブログへのコメント
    Thien は私たちみたいにアマチュアなウッドワーカーなんです。
    彼のサンプルは2.25インチ つまりショップ バキュウムのパイプサイズで出来ているん
    ですが、其れにあわせてバッフルは上の蓋から3インチ下。真ん中のパイプは、
    つかってるパイプの直径の半分蓋の裏側に突出しています。つまり此の場合は 
    1.125インチ=57mm。上に出てるパイプ外側はアングルになってるけど、直角に出て
    いても大丈夫ですが、細いパイプだと詰まるかも。バッフルは120度の部分はバケツの
    壁に接触するように、残りの240度部分は半径1.125インチ=29mm 120度の部分より
    小さく切ります。此の幅は使ってるパイプの太さとかには関係ないようです。
    外側のパイプ、バッフルと蓋の間の部分外側が削いでありますが、吸い込まれたゴミが
    バケツの内壁に沿って回るためなんですが、別に削がなくても大丈夫かと思います。

                      →The Thien Cyclone SeparatorのHP
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ティエンサイクロン設計図

HPとしきょうさんのコメントから手書きで図にしてみました。

構造が簡単でつまりも少なそう しかもコンパクト。

ホースの口径など同寸法には出来ませんが、これならそう難しくない。

工房製作途中ですがやってみよう。

ティエンサイクロンパネコートに罫書き

木屑の滑りを少しでも良くするためパネコートを使用。もちろん余っていた材料ですよ。

ティティエンサイクロン糸のこで切り出し

サークルカットジグを作ることも考えましたが、ここは糸のこフリーハンドで切り出し。

DW788と組木工房の糸鋸刃ならこれくらいほぼ墨線どおりに切れます。

ティエンサイクロン集塵、吸気ポート

給排気ポートには100円ショップの掃除機の先端を切ったものと、L字管を用意。

ティエンサイクロン穴あけ1

切り出した材料の中心を合わせて重ね、ボルトが通る穴を貫通させます。

ティエンサイクロン穴あけ2

給排気の穴も貫通させます。こちらはカンザワのパワービットを使用。

ティエンサイクロンポート完成

寸法どおり正確に穴を開けられましたのでぎゅぎゅっと押し込んで隙間なし。

ティエンサイクロンボルト連結1

表側からボルトを通して

ティエンサイクロンボルト連結2

下側の板(バッフル)を固定。

ティエンサイクロン結合部隙間テープ

集塵バケツとの結合部分にはこれまた100円ショップの隙間テープを貼って完成。

ティエンサイクロン完成

バケツには乗せただけで固定はしていませんがすきまなく安定しています。

これまでのものよりコンパクトになりました。サイクロンからの集塵ホースも

透明のものに変えて詰まったときもすぐ分かるようにしました。

ティエンサイクロン試運転1

では実験です。これまでのサイクロンに比べ掃除機のメモリが同じなのに

風量は倍ほどに感じられ、吸引力があります。掃除機への負担も減ったよう。

ティティエンサイクロン完成2

さあどうだ!

ティエンサイクロン試運転2

ほとんどバケツに残っていて、いい感じに分離できています。

分離能力はこれまでのものと比較できませんが結果には十分満足です。

コストパフォーマンス、作りやすさ、掃除機への負担、コンパクトさについては

これまでのものを上回っています。作ってよかったです。

しきょうさんありがとうございました。


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タイヤ交換と工房製作その5(扉取り付け)

まだ12月に入ったばかりなのにめちゃめちゃ寒いですね。

こちらはあまり雪が降りませんが、今日は雪の予報。

というわけで昨日スタッドレスタイヤに入れ替えました。

スタッドレスに交換

いざ交換を始めたところ、急に空の様子が一転・・・・。み、みぞれ~ええええええ!

日ごろの行いが悪いのか?私が雨男なのか? しかし仕方ありません、みぞれ天続行じゃい!

交換そのものは写真の油圧ジャッキを数年前に購入してからは楽勝です。

ドリルドライバにソケットレンチをつけてボルト回しの補助をしてもらいます。

インパクトのように締め付けはできません。最後はレンチで手締め。

交換はものの30分程度でしたが、タイヤを出したり洗ったりを加えると

約1時間ほどの寒い寒い作業。とりあえず車の冬支度完了。


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その後行った工房製作の続きです。

旧倉庫扉

先日作った扉を取り付ける前に、まずは既設の扉をとりはずして兆番を頂きます。

当初、この既設の扉も残して2重扉にすることも考えましたが、

この扉に防音の効果が無いのと、1枚もののため、今までから開ける度に

機械を移動させるのが面倒でしたので撤去することにしました。

兆番取り付け部分の掘り込み1

新しい扉に再利用する兆番の掘り込み位置をマーキングして、

兆番取り付け部分の掘り込み2

手鑿で掘り込みます。扉は上にまたがってしっかり力がかけられますので、まずまず満足のいく溝が掘れましたが、

兆番取り付け部分の掘り込み3

扉を取り付ける枠のほうは力がかけられないばかりか、枠が鑿の作業範囲と干渉して

とても掘り難く、ちょっと失敗!(写真までボケてる) ほとんど見えないところなので 

まっいいか。仕方ないか。と自分を納得させてつきの工程へ。

センタリングドリルビット使用

兆番の取り付けは失敗すれば扉が歪んでかっこ悪いばかりか

防音効果にも悪影響が出そう。しかも1発勝負なので慎重に行いました。

とはいっても位置合わせだけしっかりして、センタリングドリルビットで下穴を開け、

ねじ込むだけです。このドリルビットがきちんとセンターに下穴を開けてくれるので、

ずれることなく取り付けられます。

倉庫扉取り付け完了

取り付け完了です。うまくいきました。

ダイソーラッチ

扉の開け閉めにはこちら100円ショップのラッチを付けます。

しっかり閉められるよう一番大きなものを買いました。しかしこれが100円とは!

倉庫扉ラッチ取り付け完了

扉の取り付け全て完了。壁ときっちり面一で左右のゆがみも無く満足!

あとは戸当たりの部分に、100円ショップ(またまた)のクッションテープを貼って完成かあ。


とここで緊急事態発生! 

ここから画像が無くてスイマセン。

集塵機から異音が。ぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ・・・・・。
吸引力も落ちてほとんど無し。
集塵機といっても家庭用掃除機に自作サイクロンをつけたものですので、
掃除機さんには相当負荷がかかり続けているハズ。
仕方なく分解して掃除して異音が出てそうなところをチェック、
モーターなど電気系統は異常なし。つなぎ目やモーターの台座など
テープで固定したりフィルターの掃除をしたり・・・。
3回ばらして組み立ててチェックしても異音はとまらず、今日は時間切れと
片付けている途中ふとサイクロンの中が気になって開けてみると、

うぎゃー ホースとの接合部分に木屑が詰まってました。

サイクロンとはいえ塩ビ管と洗濯機のホースを組み合わせているので、
管の太さは掃除機のホースより細くなっています。
いつもなら大きな木屑はほうきとちりとりで取ってから吸っていますが、
今日は横着して全て吸い込んでました。

取り除いてやるといつもどおりウイーンと元気になりました。
どうしてこれに気付かなかったのかと落ち込んで終了。



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工房製作その3(北側壁)

工房北側の壁を張りました。

北壁型枠

既存の壁が余りに薄いのであらかじめラワンベニアの5.5mmを下地に張っています。

写真右の資材置き場への扉は避けています。

ここへあらかじめ組んだ骨組みをコーススレッドで固定しました。

採寸がきっちりすぎて嵌め込みがきつく、苦労しましたが逆に遮音性は高い?か?

北壁断熱材

ここへまた変わり映えしないですが、断熱材をギュウギュウと押し込んでいきます。

ちなみに固定はタッカーを使いたいのですが、バシバシとうるさいのでホチキスです。

北壁張逃げ

難関の1つがこれ。張を覆っている段差を避けて壁を張らないといけません。

きつつきのこ

これに力を発揮するのが「きつつきのこ」!

木工を始める前から持っていて、かれこれ10年くらい使っています。

きつつきのこ刃先

刃先がこんな形状になっていて、板の途中からでも切り込んでいけます。

きつつきのこ切り込み

ほらね!便利でしょ。

北壁張逃げ切り終わり

おかげで綺麗に切り欠くことが出来ました。

北壁遮音シート

話を戻して、遮音シートを張っていきます。これもホチキスです。

遮音シートが無くなったので買い足しましたがメーカーが違いました。

まあ遮音性には変わりないでしょう。

北壁完成

資材置き場への扉を残して北側の壁を張り終えました。

これも隙間なく、まずまず満足の出来です。

遮音シートは上に少しはみ出させています。

天井材と重ねて音漏れを防げればと思っています。

後は扉ですが、狭い工房ですので1枚物の大きな扉では開けるのに苦労しそう。

2つ折れにするとか・・・またアイデアが必要です。


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工房製作その2

工房製作の続きです。

西側の壁を作っていきます。

工房西壁骨組み

まずは骨組みを作りました。屋根の傾斜に苦労しましたが隙間無くきっちりと出来ました。

骨組みは数年前に天井収納庫を工房にした時に貼った壁に打ちつけましたが、

この壁が隙間だらけ・・・。へたくそでしたね~。今ならこんな施工はしません。

ということは少しは腕が上がっているのか?アハッ!

とりあえず隙間はコーキングで埋めています。

工房西壁断熱材

ここにまた断熱材をタッカーでとめていきます。それにしても膨らむなあ~。

工房西壁遮音シート

遮音シートを張って行きますがこれも傾斜に苦労します。

工房西壁内壁

何とか壁を張り終えました。傾斜にあわせてラワンベニアを切るのに苦労しましたが

これも以前の壁に比べればほとんど隙間はありません。

一応、隅はコーキングで埋めます。

次は北側の壁を張る予定ですが、全て中腰の作業の上に

奥の資材置き場の扉もつけないといけません。

しっかり予定を立てて行いたいと思います。



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