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ぶう工房

主に電動糸鋸を使った趣味のブログ、その他何でも自作にこだわっています。

DW788 組木工房クイッククランプ改!

またまた糸鋸盤「DW788」の快適改造です。(作品作れよ!)

先日、フリーアームに改造後、皆さんがやられているように

組木工房さんからクイッククランプを購入し装着しました。

組木工房クイッククランプに交換

やはり糸鋸刃の脱着が劇的に改善!全く力が要りません。

しかし・・・・・・。

クイッククランプ糸鋸刃たわむ

今まで通りの手順で取り付けるとご覧のとおり。

ネジの締め付けで糸鋸刃がたわんでしまいます。

クイッククランプ先端の違い

その原因がこれ。クイッククランプのネジの先端はボルトそのまま。

一方、元の蝶ネジの先端は回転するように出来ており、

締め付けても先端は回転しない構造になっています。

クイッククランプはほんとに便利ですが、

これだと糸鋸刃にテンションを掛けられないばかりか、

前後の垂直も狂ってしまいます。・・・・・・うーん。

ネオジウム磁石を用意

いろいろ考えた末、用意したのがこれ。直径4mmのネオジウム磁石。

100円ショップのマグネットを分解しました。

クイッククランプにネオジウム磁石

これをクイッククランプの先端に引っ付けます。間には点付けでグリスを塗りました。

ネジの径は6mmですのでネジ穴にはスムーズに入ります。

またネジ穴のほうはアルミ製ですので磁石はネジ先端に付いたままになります。

ネオジウムクイッククランプ装着

糸鋸刃を取り付けてみます。

本体の隙間からネオジウム磁石が見えています。

隙間よりネオジウムのほうが厚いので脱落したりずれたりする事はありません。

ネオジウムクイッククランプ糸鋸刃ゆがまない

糸鋸刃を締め付けてみました。

締め付けに応じてネジが回転してもネオジウムは回転せず、

糸鋸刃をしっかり押さえつけ、たわみません。

また緩める際、ネオジウムの接点は糸鋸刃よりもネジ先端の面積が大きいので

ネジのほうに引っ付いてしっかり開いてくれます。ちょー満足!



ただ・・・。多くの方がクイッククランプに変えられているのに
このことに言及されていないということは・・・。
私が気にしすぎなのかセッティングの仕方が悪いのか。
自己満足したから、まあいいか。


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DW788 フリーアーム機構に改造

今回は糸鋸の快適改造です。

私の愛用する糸鋸、DW788には

中抜きでアームを持ち上げたときに保持する機能がありません。

DW788 Easy lift system

海外ではご覧のような「Easy Lift System」という商品(黒いバーとバネの部分)

が出ていますが個人輸入になりますので結構高くつきます。

なによりバーが後ろにはみ出してカッコ悪い・・・・・。(失礼!)

このフリーアーム機構については糸鋸購入時からずーっとずーっと考えて考えて

つい先日、HCを徘徊中にひらめいた(チーン!)ので実行してみます。

DW788フリーアーム材料

材料はこれだけ。200mmの一文字金具とL字金具、バネ、

6mmボルト(頭が六角でなくプラスのもの)など
           (最終的には長いボルトは1本しか使いませんでした。)

総額500円ちょっとといったところ。どれもHCで入手可能なものばかり。

DW788フリーアームL字金具組み立て

まず、一文字金具とL字金具を先端同士短いネジで固定。

DW788フリーアーム穴拡張

次に一文字金具の反対の端の穴を手前のスペーサーが

ゆるゆるに入る大きさになるまでリーマーで拡張。

スペーサーは6mmのボルトが通る大きさのもので、

一文字金具の厚みよりもほんの少しだけ長さがあるように

市販の10mmのスペーサーを手動糸鋸で切りました。

今回の製作で一番難しかった。
     (小さくてきりにくくて、厚みが合わず3こも切りなおしました。 泣)

DW788フリーアームボルト外し箇所

部品はこれだけでもう完成。組み立てに入ります。

写真の赤の矢印のボルトを外します。

このボルトはトルクスという星型のネジ穴になっています。

DW788フリーアームボルト交換

上と真ん中の黒いのが外したボルトです。ネジ径は6mm。

これを長めのボルトに交換します。

上と真ん中から真ん中と下(用意した70mmのもの)の組み合わせに。

DW788フリーアームボルト装着

写真のようにボルトが少し飛び出た形になります。

DW788フリーアーム装着

下側のボルトに作成したスペーサー、一文字金具の穴を拡張した部分を嵌めて

DW788フリーアームナット固定

ナットで固定。スペーサーがあるのでナットを締めても一文字金具は動きます。

上のボルトにはスペーサーだけ嵌めてナット固定。

DW788フリーアームバネ装着

上のボルトと一文字金具にバネを装着して完成。

引っ掛ける穴の位置を変えてやれば引っ張り強度も変えられます。

DW788フリーアーム完成

上手く支持してくれています。

なにより見た目が大きく変わらず良い感じです。

中抜きもしやすくなり大変便利になりました。

我ながら Good job!


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梶原糸鋸刃到着

毎日、多くの方が訪問してくださっているのに更新が遅れてしまいました。

FZ38故障

というのも・・・

愛用のカメラが壊れてしまって、綺麗な写真をとることが出来ません。

修理にはまだ2週間以上かかりますが、5年保障をつけていたおかげで

無料で修理できそうです。

しばらくIpodで撮った写真になります。粗いですがご容赦ください。 

梶原糸鋸刃到着

ついに購入してしまいました。ずっと気になっていた評判の「梶原糸鋸刃」!

パッケージの黒もロゴマークのKもカッコイイ!プロ仕様な感じがします。

購入したのは DX細2号 だけなのですが、

電話で私の使用状況を詳しく聞いて頂き、サンプルも付けていただきました。

ここで、組木工房さんの糸鋸刃と比べた写真を載せたかったのですが

Ipodでは刃先をアップで撮影することが出来ませんでした。

カメラが退院してきたらあらためて載せようと思います。

 私の目で見ての比較としては  (ここからはあくまで私個人の見解です)

    「組木工房 No1」 と 「梶原糸鋸刃 DX細2号」では

    刃厚、刃幅、山数、間隔などほとんど同じ、

    よく見ると山の大きさが若干、梶原さんのほうが大きいです。

    どちらもオールマイティーに使える刃としておられます。

梶原糸鋸刃試し切り
 
ただの試し切りではつまらないので、ホヌのなべ敷きを切ってみました。

とても気持ちよく切れます。切削スピードも早く、切削音も静か。

梶原糸鋸刃試し切り2

切ったままの切り口の様子ですがバリもほとんどありません。

ホヌなべ敷き完成

サンディングしてキヌカを塗って磨いて完成させました。

ホヌなべ敷き切断面

切断面は磨いていませんがこんな感じに光っています。

巳組木切断面

こちらは先日作った巳の組木の切断面。組木工房さんの刃で切っています。

上のホヌと材料(桂の木20mm)同じ、仕上げも同じ、写真の撮れ方に差がありますが

どちらも綺麗に光っています。 う~ん・・・・・。軍配が上げられません。

どちらも評判の糸鋸刃だけあって素人の私には差がつけられません。

他の刃も使ってみてまたレポートしたいと思います。


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あけましておめでとうございます&巳組木

あけましておめでとうございます。

昨年は当ブログにご訪問いただきありがとうございました。


年明けは年始のご挨拶用に巳の組木をせっせと作りました。

巳組木下絵貼り付け

昨年末から煮詰めていた下絵を大量コピーして桂の木に貼り付けます。

板は白太の部分もありますがこれも味と避けずにそのまま使用します。

巳組木DW788で切抜き

いつものようにDW788に組木工房さんの糸のこ刃で快適作業です。

少し前から気になっている梶原糸鋸刃製作所の糸鋸刃はまだ入手していません。

今年の課題ですね。

巳組木切り終わり

とりあえず、サクサクと作業は進み、どんどん切り出しています。

これはまだ半分。このあとさらに切り出して、サンドペーパーで面取り、

「キヌカ」を塗ってさらに磨いて艶を出して・・・・。

巳組木勢ぞろい

キャーッ!ヘビの大群!!!こんなに出来ちゃいました。

白太が随所に入っていいアクセントになりました。

お世話になっている方々に、お年賀としてプレゼントします。

巳組木ご挨拶

艶の具合はこんな感じですがいかがでしょう?

こんな感じの自己満足のブログですが

本年もよろしくお願いいたします。


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巳組木の試作

この三連休はなかなか時間がとれず、工房製作は進みませんでした。

少しの時間で出来ることをと、来年の干支「巳」の組木の試作を行いました。

巳組木デザイン

これが考えたデザイン。分かりますか?巳で巳の字を書いているんですよ。

これ、すぐに出来たわけでなく、実は11月の最初ごろから

年賀状用のイラストなんかを参考に、いろいろと試行錯誤していました。

巳組木デザインコピー

とりあえずコピーして、

巳組木下絵貼り付け

いつものカツラの板にスプレーのりで貼り付け、

巳組木dw788で切り抜き

お気に入りの糸鋸「DW788」に組木工房さんから購入した糸鋸刃でサクッと切り抜きました。

集塵も完璧だし騒音は少ないし糸鋸に関してはホント不満がなくなりました。

ただ、最近、「魔法の糸鋸刃」と言われている刃があることを知りました。

国内の会社で作られているそうなので一度試してみたいと思っています。

巳組木サンディング

話を戻してサンディング中です。今回は角をしっかり落として少し丸みをつけました。

巳組木オイル塗装キヌカ

キヌカを塗ってやると木目が綺麗に出ます。

この瞬間が気持ちいいです。

巳組木用ダイソーの目

最後に肝心の「目」ですが、今回は丸棒などは使わず、既製品(ダイソー製)

なるべくかわいく見せたかったんです。

と言うのも、へびってヘタをすると怖くなってしまいそうだんたんです。

要は腕がないだけなんですが・・・・。

巳組木試作品完成

とりあえず目を貼り付けて完成しました。 如何でしょう?

これから回りの意見を聞いてデザインを手直しして量産に入ろうと思います。


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