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ぶう工房

主に電動糸鋸を使った趣味のブログ、その他何でも自作にこだわっています。

側板曲げリベンジ

この週末の作業です。

前回失敗したウクレレの側板曲げのリベンジ!

側板お風呂

アイチ木材さんから購入したウォルナットを切り出し、

今回は2時間程、じっくりとお湯につけました。

側板曲げ成功

もう失敗したくないので途中経過の画像があまりありません。

まずウエスト部分を前回紹介した自作ベンディングアイロンで曲げ、

型枠に沿わせて固定後、今度は家庭用アイロンにバトンタッチ。

写真のように型枠に押し付けながら上下部分を曲げていきます。

アイロンを当てるとジューっと湯気が上がって表面が乾いていきます。

それとともに何の抵抗もなく思った形に曲がってくれました。

ゆっくりお風呂でふやかした甲斐がありました。

側板型枠にはめ込み

そのままではスプリングバックしてしまうので

型枠にはめ、乾ききるまで数日間固定します。

今週末はこれだけしか出来ませんでしたが、

シワも割れもなく綺麗に曲げられて大満足。リベンジ成功!

やっと組立に入れそうです。


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ウクレレ制作 サイドベンディング

昨日、ウクレレのサイド材のベンディングを行いました。

ベンディングアイロン

以前に作成したベンディングアイロンを使います。

         ⇒ ベンディングアイロン制作はこちら

材料をお湯にしばらく浸し、更に霧吹きで濡らしながら、

アイロンにこすりつけてゆっくりと力をかけ・・・。

ミシッ。ん・・・? え・・・・っ? ええ~っ!!

側板割れ

しまった~ああああああ!

あちゃ~っ。割れてしまいました。大失敗です!

エイプリルフールですが嘘ではありません。

どうやらお湯に付ける時間が短かったようです。

この材料は以前作ったウクレレの余りですので材料費は0円ですが、

この厚みにするのに相当労力を使っています。

しばらく呆然とするも、覆水盆に返らずです。

もう材料がありませんので購入するしかありません。

ここまであまり費用をかけずに来ただけにこの点でもがっかりです。

仕方なくアイチ木材さんでポチっとしましたが、すぐには届きません。


ネックの最終仕上げをすることにしました。

ヘッド裏

こちらがヘッド裏。厚みを整えてツキ板を貼りました。

ヘッド表

ヘッド表はこんな感じです。

ヒール再調整

ヒール部分も厚ぼったかったので満足いくまで削ってスリム化。

ネックも握り具合を確認しながら少し厚みを落としました。

ラベル貼り付け

名刺ソフトでラベルも作ってはりました。

使ったのは「ラベル屋さん9」 という無料のソフト。

パソコンにインストールする必要もなく、Web上で作って印刷。

便利になりましたね。

今回はここで時間切れ。

材料が届き次第、側板の作業予定です。

今度は慎重に行きます。


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ウクレレ制作 カーシャブレイシング

ウクレレ制作、少しづつ作業を続けています。

昨日はブレイシング(力木)の貼り付けを行いました。

カーシャブレイシング切り出し

まずは材料の切り出しです。左の6本が表板の力木、

真ん中の3本が裏板の力木、裏板はアーチをつけますので

軽くラウンドさせています。微妙なのでわかりにくいかも?

右の部品の扇型のものはブリッジ裏のパッチ、

細長い板状のものはセンターラインの割れ止めです。

貼り付け位置マーキング

分かりづらいですがブレイシングの貼り付け位置をマーキング。

カーシャブレイシング貼り付け

寸法と貼り付け位置を慎重に合わせながら少しづつ接着し、

全て貼り付け終えました。作業に夢中になって貼り付け途中の写真がありません。

表板の形状が一般的な物と全く違います。これがカーシャブレイシングです。



 *カーシャブレイシングとは

    フロリダ州立大学の物理化学教授であるマイケル・カーシャ博士が、
    ルシアーであるリチャード・シュナイダー氏と考案した力木構造のこと



ブリッジから伝わった振動が放射状のブレイシングを伝わり全体に広がるのだとか。

理論にも感心しましたが、カッコイイので作ってみたかったというのが本音。

通常のものよりも相当手間がかかりますがコツコツ仕上げました。

カーシャブレイシング成形

接写でパチリ。満足~!この画像が撮りたかったんです。

貼り付け時、ブリッジのパッチにブレイシングが掛かるように切り欠いています。

ぴったりと付くように調整するのに苦労しました。

ノミで荒削り後サンドペーパーで形を整え、

最終的に薄くなめらかにして表板、裏板の完成です。


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ウクレレ指板制作2

ウクレレ指板制作の続きです。

指板R加工

制作したサンディングブロックにサンドペーパーを貼って研磨、研磨、研磨。

サンドペーパーの番手を120番からどんどん上げて最後は2000番で研磨。

腕と肩がパンパンですが、無塗装なのにピッカピカ!

指板R加工済み

しっかりRも付いています。映り込みが出るくらいピカピカなのにも自己満足です。

指板フレット切り

さてここにフレットを打ち込みますが、バインディングを避けるために

フレットの脚の左右を切り取っています。

指板フレット端加工

フレットカッターで大まかに切り取ったあとヤスリで削ってフラットにします。

相変わらすちまちました作業が続きますが19本のフレットの両サイド38箇所に

この作業を行いました。あーめんどくせー!でも楽しい~!

約1時間ほどこの作業に集中して目が寄り目になってしまいました。

さあ!いよいよフレットの打ち込みです。

プラスチックハンマーで打ち込んでいくのが一般的ですが、

以前やって、うるさい上にうまくいかずどうしようかと思案していました。

市販フレットプレスカウル

ネット検索したところ 写真の「Fret Press Caul」なるものがあり、

ボール盤に取り付けてフレットをおしこむことができるらしい。

しかし5000円!たかすぎます。

フレットプレスカウル代用

似たようなものはないのかと探して使えそうなものを見つけました。

自転車のブレーキパットです。ホームセンターで2個セット500円!

フレットプレスカウル代用2

これをボール盤に装着してフレットをプレス。

ギュギュッと押すとムニュッと簡単に押し込まれていきます。

1作目2作目で苦労したのが嘘のようです。

フレット打ち終え

すべてのフレットを隙間なく完璧にしかも早く打ち込めました。

はみ出たフレットを切り取り、バリを削っていきますが、

ここでも節約ジグ制作です。

フレットべべリングファイル製作

サンダーの替刃だけ購入(300円)し、端材を加工してこんなものを作成。

製品はフレットべべリングファイルという名前で売られています。

これも商品なら5000円くらいします。

フレットべべリングファイル使用中

こんなふうにフレットの端を約45度の角度で均等に削れます。

フレットべべリング終了

両サイドを削ってこんな感じに。

更にこの端を引っ掛かりがなくなるまで

精密ヤスリなどで丸める必要がありますが、とりあえず指板完成!


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ウクレレ指板作成

今日は時間が取れましたので、ウクレレの指板作成を行いました。

今回の、指板はRを付けてみようと思います。

Rが付いてると難しいポジションが押さえやすくなるらしいのです。

Rのついたサンディングブロックは市販されていますが、作ってみました。

フレットサンディングブロックテンプレート

まずはテンプレートをクリアファイルで作りました。

効果を確認するため半径200mmと少しキツめにします。

フレットサンディングブロック型作成

端材の木端にテンプレートでマーキングし、

かんなやヤスリで削って型を作ります。

フレットサンディングブロックすり合わせ

型にサンドペーパーを貼り付け、サンディングブロックとなる

ブナの端材をすり合わせています。ブナは固くて時間がかかりました。

フレットサンディングブロック完成

なんとか200Rのブロックを作ることができました。

2000円くらい浮いた計算です。おっしゃー!

指板型取り

いよいよ指板の製作に取り掛かります。

今回、指板は他のパーツを購入するついでに Hana Lima 'Ia から購入しました。

ネックの形に合わせて手鋸で大まかに切断、ホビーかんなで直線出し。

指板バインディング

厚みが6mmと厚かったので裏面を削って4.5mmまで落とし

メイプルのバインディングを接着しました。

指板ポジションマーク

ポジションマークをロゼッタ同様、白蝶貝で入れました。

これは2作目で体験しましたので難なく施工完了。

ここからR加工を行いましたが、記事が長くなりますので次回へ。


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