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ぶう工房

主に電動糸鋸を使った趣味のブログ、その他何でも自作にこだわっています。

手道具(鉋)の調整 初挑戦!

糸鋸の調整も一段落したので、以前からやろうと思っていた鉋の調整をします。

カンナ1

実家の倉庫に眠っていたカンナたちを連れて帰ってきました。

右が私の中学校時代の技術課程のときに買わされた「萬太郎」と名が入ったもの。

左は祖父が購入していたらしい「秀春」と名が入ったもの。

父も祖父も木工をするわけではなく、道具の扱いも知らず、

何のメンテもされないまま20年以上放置されていました。

カンナ2隙間

当然のことながら台は反ってこんな感じ。

カンナ3サビ

刃もさびてボロボロ。「捨てたろかとおもっとった」と父。

再生を試みます。図書館で本を借りて少し勉強しました。
鉋の調整は初めてですが、失敗してもこのカンナ達なら後悔ありません。

どちらのカンナも台にひび割れが有りました。このまま使い続けるのも
不安を感じたので、油台にします。

カンナ4萬太郎油台

刃口にマスキングテープを貼り「荏油」を注ぎ、丸1日放置し、台頭、台尻から油を染み出させます。

カンナ5春油台

同様にこちらのカンナも荏油をしみこませます。

次に台直し。本来なら「台直しカンナ」やガラス板にサンドペーパーを貼って行うらしいですが
そんなものもっていません。

カンナ台直し
いろいろ考えた挙句、DW788のテーブルが一番平面が出ていますのでこれを利用しました。

サンドペーパーを貼って、カンナ台をこすりつけ平面を出しました。

次は刃口の調整と刃砥ぎを行います。


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電動糸鋸 DW788の調整4(ステンレス張り)

糸鋸の快適化もいよいよ大詰め!

テーブルの滑りを良くするためと、刃穴を狭めるため、ステンレスを張りました。

ステン1

ホームセンターでステンレス板の0.3mmを入手しました。

糸鋸のテーブルを取り外し、幅広の両面テープを全面に貼り、
床の上に置いたステンレス板の上に、押し当ててくっつけます。

金切りバサミで外周を切り取り、バリをひたすらやすりで落したのがこれ。

作業に夢中で工程の画像がありません。

それにしてもぴっかぴか!うつくし~!きれ~い!  汚い部屋が写ってる~!・・・・・。

ステンレスの厚みを決めるまでに結構時間をかけました。

組木工房さんは0.5mmのものを貼っておられ、真似しようとしましたが、

   � 私の持っている安物の金切りバサミでは切れそうにない。あと高価。

          ↓ 安くて切りやすいのはアルミ板!

   � アルミ板だとかなりコストが抑えられ、切りやすいが耐久性はステンレスに劣る・・・。
          ↓ やっぱステン。加工できそうなのは0.1、0,3mmくらいか?

   � 0.1mmだと切りやすいが両面テープの段差が表に出そう。
    
と、考えて考えての 0.3mm なんです。

ステン2

うしろから木工用のパテで一旦、刃穴を埋めてしまいます。24時間放置~。

ステン3

刃穴の位置にドリルで6mmの穴をあけます。

またまた工程の写真がありませんが、正確な刃穴の位置出しを行わないといけません。

一度、テーブルを糸鋸本体に取り付け、上のアームに糸鋸刃ではなくスコヤを取り付けて
テーブルに合わせて垂直な位置を割り出しマーキング。再びテーブルをとりはずし、
マーキングの位置に1mmの穴を開け、テーブルの裏からもセンターであることを再確認後、
6mmに拡張しました。1に確認、2に確認!

手間が掛かりますね。

ステン5

おかげで正面から見ても、

ステン4

横から見てもほぼ良い位置に糸鋸刃をセットすることが出来ています。

少し刃が後ろよりなのはワザとです。もう少し巾の厚い刃をセットできるようにと考えました。

これで細かい作業をしても刃穴から物が落ちることがありません。


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