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ぶう工房

主に電動糸鋸を使った趣味のブログ、その他何でも自作にこだわっています。

電動糸鋸 DW788の調整3(集塵の改良)

ようやく糸鋸の集塵の改良の記事です。

集塵機能は以前使っていたリョービのTF5400には付いていて、

テーブルの上下からしっかり吸い込んでくれ、これはホントに満足いくものでした。

今回の改良もテーブルの上下から行えるものにしようと思います。

目指せ集塵効率100%!!

まずは下部の集塵から。

集塵マグネット

100円ショップで見つけたネオジウム磁石(ホントに超強力です)と

シナベニアを使ってこんなものを作りました。異なる形状に切り抜いた2枚を貼り付けています。

磁石は厚み分の深さに穴を開けエポキシで接着しました。

これを

集塵取り付け

こんな風にテーブル下部に取り付けます。DW788のテーブルは鋳鉄製なので

磁石が効きます。大きい方の穴から集塵、小さいほうの穴に糸鋸刃が通ります。

ご覧の形状にしたのは、フロント部分の安全バー?を避けるためと、

向かって右側には糸鋸刃固定用のネジがあり、これとの干渉を避けるためです。

それにしてもこの磁石!すごい強力!ほかにも用途がありそう。

集塵L字コネクタ

次に塩ビの水道管のL字エルボ(すいません正式名称分かりません。)をこんな風に切り欠きます。

ビニールテープが汚いですが、

集塵コネクタ合体

こんな風に取り付けます。

次に集塵機との接続です。

集塵材料

用意したのは、電気ケーブル固定用の部品、またまた塩ビの水道管エルボ?、

風呂から洗濯機への給水チューブ。しめて500円!

集塵コネクタ2

そして端材の1×4でこんなものを作りました。右から集塵機との接続側、スペーサー、

糸鋸側の集塵ホース接続穴となります。これら3枚を木工ボンドで貼り付け、適当に整形します。

これが集塵機と集塵チューブをつなぐコネクタとなります。

集塵コネクタ2完成

いきなり完成ですが、こんな風になりました。製作したコネクタは糸鋸盤固定用の

ボルト穴を利用して固定しています。

上の材料の写真にはT型のエルボ?が写っていますが、当初はこれを使い、上部と下部を

1系統で集塵する予定でした。ところが、製作前に集塵機をこのエルボ?につないでみたところ・・・。

「ピューーーーーーーーーーっ」うるせー!なんと笛のように音が鳴ります。これではだめです。

この音対策と 集塵効率を考え、ストレート型に変更、上部、下部別々の集塵ポートとしました。

糸のこ盤へのホースの固定には電気ケーブル固定用の部品を使い、糸鋸のカバーが取り付けられている

ネジを利用して固定しています。コネクタと集塵ホースの接続は、これまた100円ショップの

「すみっこスイスイ」という掃除機の先端部品(ブラシつき)を本来の掃除に使用した後、

ブラシがぼろぼろになって使用不能となったものの先端を切り落として使っています。
 
(写真なくてスイマセン)


集塵上部

上部の集塵はこの集塵チューブに園芸用のアルミ製の針金をチューブの溝に沿って適当に巻きました。

これで、好みの位置に固定できます。

気になる集塵効率ですが、下部は100%、上部はもともと付いている木屑吹き飛ばし用のポンプと

集塵口の向きをほぼ真正面に向ければ100%なんですがこれでは手がポンプと集塵ホースに当たって

作業しづらいです。作業しやすい位置(写真くらい)で約70%くらいでしょうか。

上部についてはまだ検討の余地がありますが、ほぼ満足いく結果です。

しかし、DW788ってホントに静か。集塵機(家庭用掃除機)のほうがよっぷどうるさい。

こうなると掃除機も静かにしたいな。

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コメント


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ぶう工房さん、はじめまして。
にゃにゃにょと申します(^_^)。

今まではTF5400を使用しておりましたが、
細かい部分の細工に苦労する為、
こちらのお話や、「組木工房」さんの記事を
参考にし、当方もDW788を購入致しました。

そして、勝手ながら今回こちらの集塵構造に
ヒントを頂き、当方も改良を行う予定でおります。

今後もチョコチョコと覗かせて頂きますので、
宜しくお願い致します(^_^)。

にゃにゃにょ | URL | 2011-08-07(Sun)21:16 [編集]


Re: はじめまして

にゃにゃにょさんはじめまして。
TF5400をはじめ日本製の糸鋸(ピストン式)もいいんですけどね。
dw788を手にしてからは・・・。ははっ。
私の改造は「組木工房」さんの物を参考に自分のアイデアを加えています。
参考にしていただけるなんてありがとうございます。
快適な改造期待しています。
こちらこそ今後ともよろしくお願いします。

ぶう工房 | URL | 2011-08-08(Mon)22:03 [編集]